音程というと音程が外れてしまって好きなように歌いこなせないもののみならず、リズム感の悪いリズム音痴というものもあります。
この場合はその歌や音楽のリズムからずれてしまうため、音感が狂ってしまうものです。
音程が微妙にずれている程度の音痴はあまり気にせずに、それほど違和感なく歌いきることが可能です。
ですが、リズム音痴だと歌のリズムからずれているので人の耳には馴染みにくく、音痴だとバレてしまいやすいのです。
歌うのを専門としている人の場合、魅力的に曲とボーカル部分をアレンジすることにより、リズムを意図的に変えて歌うケースもありますが、これはあくまでもわざと行なっていることなので、変な感じに受け取られることはないでしょう。
リズム音痴の人が真似をしようとすると、曲とボーカルの部分が更に噛み合なくなってしまう可能性もあるので避けることをおすすめします。
リズム音痴の人は、リズムを体験する環境にいなかった人がたくさんいるようです。
リズムの狂いを改善させるためには、あらゆるリズムを経験してリズムの感覚を研ぎ澄ましていくことです。
曲を覚えるときにも歌だけを拾って聞いていては、的確にリズムを把握することはできません。
ボーカルの他の伴奏も注意深く聞くことで、リズムを理解することに成功するでしょう。
加えて、曲を聞きながら手や足で拍子を取ったり、曲を十分に聞いて息継ぎのところを把握するということもリズム音痴を治すのに有効です。
手軽なところでは、電子ピアノを使って正しい音感を掴むことも有効です。今なら比較的安いものも出回っていますので、本気で治したいと思う人は、探してみるのもよいですね。
多種多様なリズムに触れて、エンジョイしながらリズム音痴を矯正しましょう。